良い製品を作るために

システム

品質マネジメントシステム

ISO9001とは品質マネジメントシステム(Quality Managament System)のことで英語の頭文字をとって「QMS」とも呼ばれています。このISO9001が誕生した背景には、企業が安全安心な商品を供給するためには、誰も目から見てもわかりやすい基準で品質を保証する必要があるということがあります。これは単純に高品質な製品を製造するということではなく、質の高い製品を製造するためのシステムを構築・管理するということです。ここでいう製品とは、日常生活などで使用する一般的な製品(家電製品など)の他に、企業が提供するサービスも含まれています。多くの工場などで取得されているイメージがありますが、最近では行政の入札条件の中にもISO9001を取得していないと参加できない案件もあります。また、ISO9001を取得している企業は企業イメージもアップするため、一般企業も多く取得しています。

PDCAサイクル

ISO9001をあまり知らない人は、この規格を取得すれば不良の発生がゼロになると勘違いしてしまう場合があります。ISO9001の考え方では、不良の発生をゼロにするのではなく、不良の発生をゼロに近づけるというところにあります。これを実現するために、「PDCAサイクル」という考え方が現場では活用されています。その内実として、Pは計画を意味するPlan、Dは実行を意味するDo、Cは調整を意味するCheck、Aは改善を意味するActionがあります。これらを順番に行なうことで、確実に目標を達成させるのです。質の高い製品(サービス)を提供するためのシステムを構築したら終わるわけではなく、PDCAサイクルを運用することで、継続的に改善を重ねて不良の発生割合を抑えていくということです。